大型犬には運動&しつけ必須!ペットシッターなら自宅でサポートできます

大型犬が過ごしやすい社会を作るためにも

大型犬は人のよき伴侶となり、精神的にも肉体的にも大きな支えになってくれます。しかし、それはあくまで、ちゃんとしつけ(人間社会のルールを理解してもらう)られた犬で、充実した生活を送れている場合に限ります。

犬のしつけはプロの手を借りないと難しい。そう考える方が多いと思います。

また、大型犬のストレスの原因は多くが運動不足ですが、大型犬の散歩は飼い主にとって大きな負担であり、悩みでもあります。

しつけと運動は大型犬にとって必要不可欠で最大の課題といえますが、実はペットシッターが飼い主の自宅でサポートできるんです。大型犬のしつけと運動不足解消に寄与できる、ペットシッターを紹介します。

しつけられていない大型犬は社会問題になる

おもちゃで遊ぶ大型犬
大型犬は成犬になると走る速度、引く力、跳躍力など、いろいろな面で人の力を上回るようになります。

このため子犬の頃からしつけを徹底して人の指示に従う犬に育てなければ、大型犬は飼い主が制御できない問題行動の多い犬になってしまいます。

時折、ニュースなどで「大型犬が小型犬を噛んだ」「大型犬が逃げ出した」「大型犬が子供の危害を加えた」といった事件が報道されています。

大型犬は制御できなければ、人に恐怖を与える存在になりかねません。

犬は、好奇心が強くて怖い経験や嫌な記憶を持たない子犬の時期が一番しつけやすい時期です。しかし成犬になってからでも、犬の特性や性格に合わせて訓練すればしつけることができます。

悲しい話ですが、愛犬が人に危害を加えてしまうと巨額の賠償責任を負う可能性もあり、また狂犬病予防法上の管理責任を問われることになります。

大型犬を飼うときは、しつけを徹底して周囲の人はもちろん、愛犬の身も守るようにしましょう。

大型犬の特性を知ろう

犬の多くが人の役に立つ使役犬として改良を重ねられてきました。走る速度や俊敏性、攻撃性、ソリなどを引く力など、それぞれの犬が持っている能力を最大限に生かせる体や習性を持っています。

大型犬にはそうした犬独特の個性・能力が色濃く残っています。

・グレーハウンド、ボルゾイなど、走るのが非常に速い犬
・グレート・デーン、ドーベルマン、シェパードのような勇敢で強い闘争心を持つ犬
・バーニーズ・マウンテン・ドッグやサモエドのような力が強い犬

こうしたそれぞれの犬の特徴を把握して、しつけや管理に役立てましょう。

走る速度が速い犬の場合、飼い主の「マテ」「コイ」といった指示が聞けなければ制御できませんし、闘争心が強い犬は飼い主の指示で行動を止められる犬でなければなりません。

力が強くて体力が豊富な犬は、それを満足させるだけの運動が必要になります。

このように、犬の特徴を把握すればどういう点に重きを置いてしつければいいのか道筋が見えてきます。

犬が持つ魅力のひとつである能力や特性を知り、行動や癖を予測して管理に役立てたいですね。

運動不足が招くストレスは万病の元

外で待機する犬
大型犬はとにかくエネルギッシュで、体力が有り余っている他、ただ歩く散歩だけでは本能的な欲求が満たされません。

獲物を追う本能、臭いを嗅いで探索する本能、全力で走る本能、闘争本能など、実に多くの本能を満たす散歩や運動が必要です。

こうした本能が満たされない場合はストレスが溜まり、問題行動が見られるようになる他、肥満、それが原因の内臓疾患といった問題に発展することがよくあります。

・障害物がない場所で、全力で走る
・獲物を追い、捕らえる狩りのような遊び
・箱の中などに隠したフードを探すなど、嗅覚を使った宝探しのような遊び
・重い荷を引くような力がいる運動
・水泳

飼い主にとってみると大変なことですが、大型犬には単なる散歩以外に、上記のような遊びや運動、トレーニングが必要です。

全身を使ったり本能的な欲求を満たす運動、頭を使う遊び、水泳など、特徴に併せて動く時間を作ってあげましょう。

こうした運動や遊びが不足するとストレスが溜まって問題行動をとるようになったり、飼い主の指示をきかない犬になる可能性があります。

ペットシッターだからこそ可能なしつけ

日向ぼっこする大型犬
大型犬はよき伴侶になってくれますが、そのためには特徴を捉えて犬に合ったしつけを行い、問題行動をとらないよう育てる必要があります。

また、犬が持つ本能的な欲求を満たすための散歩や運動も欠かせません。こうしたしつけや散歩・運動は、ぜひ、ペットシッターに相談してください。

ペットシッターにはしつけに関する知識があり、愛犬に合った具体的な対策案を提示することができます。また、散歩の代行はもちろん飼い主が不在の間のケアも引き受けることができます。

最大のメリットは、飼い主の家(犬にとって慣れ親しんだ家)でしつけ指導ができることです。

犬には縄張り意識があり、自分だけの場所、家族と共有する場所、散歩などで知っている場所、道の場所というように場所を認識します。

当然、見ず知らずの場所では警戒心が強くなり、トレーニングの内容をスムーズに記憶させることが難しくなります。

一方、よく慣れた環境であればリラックスして活動でき、犬が持つ能力を存分に発揮することができます。

ペットシッターなら、ご自宅でしつけやトレーニングが可能です。飼い主の負担を減らし、犬にもストレスを感じさせずにしつけやトレーニングが行える。

大型犬の飼養管理にペットシッターサービスの利用は大きな魅力といえます。

まとめ

笑顔を見せる犬
大型犬は成犬になると人を上回る力を発揮するようになります。このため、子犬の頃からしつけが欠かせません。

また、十分な量の運動や特徴に合わせた遊びも犬の精神面の充実のために必要です。

こうした大型犬のしつけや運動に、ペットシッターサービスをぜひご活用ください。

犬に関する知識を持つペットシッターなら、飼い主の負担を減らしつつ、充実したドッグライフを送れるようお手伝いすることができますよ。