犬のホテルを利用する前に注意したいことは?
東京で犬のホテルを利用する際、愛犬を飼っていても旅行などに出かけることができますし、自宅内にペットシッターに立ち入ってもらう必要もないので安心です。
しかし、あなたがペットホテルにこれから愛犬を預けようとした際に、犬のホテルの利用をお断りされるケースがあることをご存知ですか?。
飼い主さんたちの声を聞くと、このような7つの事例があるようです。
- ワクチン接種ができていない
- 犬種による制限
- 発情中の場合
- 妊娠中の場合
- 重大な病気がある場合
- しつけ、性格に問題がある場合
- 年齢制限
都内で犬のホテルが利用できない場合は、具体的にどのようなケースが考えられるのでしょうか?
この記事が皆様のお役に立てれば幸いです。
東京で犬のホテルの利用を断られるケースがある
東京にお住まいの飼い主さんが犬を飼っている場合、お出かけをする際には当然のようにホテルを利用できると考えていることが多いです。
しかし、実際にはどのようなケースでもペットホテルを利用できるわけではありません。さまざまな利用条件があるので、それらをクリアしないと利用を断られてしまうことがあります。
犬のホテルを東京で運営するペットホテル側の心理としては、過去お客様とのトラブルを起こしてしまった経験や、お店の管理体制が不十分(スタッフの人員不足や部屋が足らないことや、経験不足)なために、お客様の利用をお断りすることが多いようです。
この場合、飼い主としては、どうして預かってもらえないのかと不快に感じてしまいますよね?
ペットホテル側の説明が不十分なことも多く、そこででトラブルになってしまうことがあります。
そこで、以下では具体的にどのようなケースで犬のホテル利用がNGになるのか、順番に見てみましょう。
ワクチン接種ができていない
犬のホテルがNGになるケースの代表的なものとして、ワクチン接種ができていないケースがあります。ペットホテルで動物を預かる場合、ある動物が感染症にかかっていると、その施設内の他の動物にも感染してしまい、大変深刻な状態になってしまいます。
そこで、通常のケースであれば、最低限の利用条件としてワクチン接種を義務づけています。
必要なワクチン接種の種類については、動物病院で打つことが出来る混合ワクチン(2種~9種)があり、数字で書かれている種類が多いほど、犬にとって死に至る可能性の高い病気をワクチンによって予めに防ぐ可能性があるので、5種以降のワクチン接種をされることが一般的です。
親から生まれたあと、お母さんから病気を防ぐ抗体を授かります。
しかし徐々にその効果は失われていきますので、ワクチン接種のタイミングは主に子犬の時期(生後8週間後に1回目の接種を、生後12週間後に2回目の接種、生後16週間後に3回目の接種を行います)、その後は3回目のワクチンから一年ごとに接種をしていきましょう。
単に口頭で「ワクチンを受けています」というだけでは足りず、ワクチン接種の証明書の提示を要求する施設がほとんどです。
そこで、ワクチン接種ができていない場合には多くのケースでペットホテルの利用を断られます。逆に言うと、ワクチン接種ができていないのにペットを預かるような施設は他の犬との接触の際に起こる病気への不安も残り、信用できないので利用すべきではありません。
ホテルの利用規約や契約条件をきちんと読んで、ワクチン接種が義務づけられているかどうかをチェックした方が良いでしょう。
犬種(大型犬などサイズ、性格などによる)制限
都内で犬のホテルの利用の際、犬種によって利用制限が設けられているケースがあります。
たとえば、柴犬の雄の場合、攻撃的な性格であることが多いことなどが理由で利用を断られる場合があります。
小さな犬のホテルの場合、大型犬種の預かりが難しいケースもありますし、大型犬種であっても、おとなしいラブラドールレトリーバーならOKというところもあります。
ホテルによって、利用できる犬種の明示がある場合とない場合がありますので、愛犬を預けたい場合には、事前に自分のペットの犬種でも預かりが可能かどうか、対象のホテルのホームページに記載してあればよいのですが、書いていない場合は直接電話でチェックしてみると良いでしょう。
なお、犬種による制限はどこのペットホテルでもあるわけではありません。
多くの犬のホテルでは、犬種制限なく預かってくれるので、1つのペットホテルで利用を断られたとしても、あきらめずに別のホテルに相談してみると良いでしょう。
大型犬のお世話ができるペットシッターについて
年齢制限
犬のホテルを東京で利用する際、年齢制限があることが多いです。
まず、子犬の場合、生後3ヶ月までのパピーの時期は預かることができないとされていることが一般的です。親犬や兄弟犬から犬社会のルールなどを学ぶ時期でもあり、人間の存在にも触れていく時期でもあります。
あまりに小さいと病気などで死亡するリスクが高まりますし、成犬とは異なる配慮も必要になり、対応が難しくなるからです。
また、高齢の犬の場合にも、利用を断られることがあります。だいたい10歳までの年齢制限がもうけられている犬のホテルが多いです。
しかし、10歳以降の愛犬を飼われている飼い主さんにとっては大きな問題ですよね。
ただ、ペットの年齢制限については、業者によって対応が様々です。3ヶ月未満の子犬でも預かりOKなところもありますし、老犬、持病持ちの子でも動物病院併設のホテルであれば、相談の上預かってくれるところもあります。
愛犬が女の子場合は発情中(ヒート)の対応を
愛犬が女の子で避妊手術をしていない場合、小型犬だとおよそ生後5ヶ月、大型犬だと8ヶ月頃から発情(生理)が始まり、3つの期間に分かれます。
一度発情期を体験すると、その後は年2回の周期で愛犬に変化が訪れます。
出血が始まる準備期から、妊娠が可能になる発情期までのおよそ20日間、そして実際に妊娠した際子供が育つまでの期間を発情後期と呼びます。
出血が始まる準備期より、ペットホテルの利用を断られることがあります。
発情期特有のメスの匂いによって、周囲のオス犬達が反応し(オスはメスが発情期に入ることで初めて反応します)、メスを探し回るため、大きな声で鳴き続けたりしますし、他のペットにも影響を及ぼしてしまったりすることがあるからです。
ただ、最近では発情中でも個別で利用できるペットホテルも存在しているようです。
完全に個室になっていて、他の犬との接触がないように管理されているペットホテルであれば、発情中でも利用できるケースがあります。この場合、ペットホテルの利用中にドッグランやフリースペースなどを利用して他の犬と遊ぶことなどはできません。
妊娠中の場合
愛犬が妊娠中の場合にも、犬のホテルの利用を断られることが多いです。
交配から20日程経過した際に動物病院へ行き、レントゲンなどで調べてもらう事で妊娠が分かるようになります。
診察で妊娠が分かって以降は徐々に体調を崩すことがありますし、2ヶ月間の妊娠期間で急に産気づいたときの対応も必要です。
ペットホテルが利用できるかは獣医さんに判断をしてもらうほうが安心ですが、お家でサポートする時間を持てる飼い主さんであれば、ほとんどは妊娠が判明した時点で利用を控えたほうが安全でしょう。
何か事故があって母親や子どもが死亡した場合には、ペットホテルが責任を問われる可能性もありますが、愛犬は言葉を話せないため、飼い主さんの望む通りにはならない事が多いのが現状です。
ホテル側もそのようなリスクを嫌って、妊娠中のペットの預かりを拒否することもあります。
妊娠中の場合には、預かってくれるホテルを探すのは大変ですし、預けて環境を変えると実際にペットの調子が悪くなる可能性も高いので、ペットを外部の施設へ預けるのはやめて、お出かけや旅行の際も含めて予め自宅でお世話ができるペットシッターにお願いすると良いでしょう。
重大な病気がある場合
ペットに疾病がある場合にも、ペットホテルの利用を断られることが多いケースです。
たとえば、ペットに椎間板ヘルニアがあったり糖尿病があったりして特別なケアが必要なケースなどでは、対応ができないと言われて利用を拒否される可能性が高くなります。
また、利用できたとしても、その分高額な料金がかかることもあります。
持病がある場合でも預かってくれるホテルを探したい場合には、動物病院が経営している犬のホテルサービスを利用すると良いでしょう。
動物病院の場合、預かり中にペットに問題が起こった場合の対応も可能ですし、持病があっても受け入れる施設の整った場所も一部あります。
持病があるペットを預ける場合、必要になるケアの方法をしっかりと説明して理解してもらい、愛犬の緊急時には飼い主さんがすぐに連絡がとれるように、しっかり対応しておくことが大切です。
自宅でお世話ができるペットシッターの場合は、主にマンツーマンで愛犬の様子を見る事ができるのと、打ち合わせ時カルテに最寄りの動物病院を教えて頂くことで、送迎対応が可能となります。
シッティング中の様子をカメラや動画などでお伝えし、飼い主さんとリアルタイムでやり取りすることはお客様にとっても安心してもらえますね。
しつけ、性格に問題がある
ペットのしつけや性格に問題がある場合、ホテル側から利用を断られることがあります。
たとえば、マーキングの癖がある犬の場合、多くのホテルで利用NGとなってしまいます。自宅で預かるシッターの場合にはその心配はありません。
また、吠え癖がある場合にも問題になります。あるお客様の事例として、いったんは預かってもらえたけれども、昼も夜も一日中吠え続けるので、次からは利用を断られたというケースもあります。
ただ、あまり望ましいことではないのですが、吠え癖がある犬でも口輪を装着すればホテルを利用出来るケースなどもありますが、主には決められた個室でのホテル利用になることが多いようです。
さらに、犬に噛み癖がある場合、たいていのホテルでは利用を断られます。噛み癖がある犬は、他の犬やペットホテルのスタッフに危害を加えるおそれが高いので、ペットホテルにとって非常にリスクが高く、どのようなペットホテルでも利用は難しくなってしまいます。
ストレスをコントロールできるようにするにも、無理をしてホテルに連れていき、愛犬を怖がらせ悪循環を繰り返してしまうようなら、自宅の環境や今までの経験を自宅でお世話をしながら対応できるペットシッターに相談してみても良いと思います。
ペットシッターがお世話をしながら、愛犬の問題行動についてあらたな気づきを与えてくれることがあります。
お客様の事例としては、運動不足による問題行動があった場合、散歩代行の継続利用により問題行動が改善されることが多々あります。
まとめ
以上のように、東京都にある犬のホテルにはいろいろな利用条件がありますが、業者によって対応も違うので、諦めずに利用できるホテルを探してみると良いでしょう。
預かってもらえないなら別の手段を考えないといけません。
そこでホテルが利用できなかった際、違うことで検索をした際や、知り合いなどに相談したところ、ペットシッターの存在を知り利用されるケースは増えています。
初めてペットシッターを知る方も多いかと思いますが、実際に普段の環境のままお世話ができる点は、犬のホテル利用をお断りされた際に検討してみる価値があるかと思います。
細かい打ち合わせにより、ご飯の種類や散歩の時間、普段愛犬が好きなことを打ち合わせでお伝えいただくことで、お客様に合わせた対応ができますので、今後に備えて情報を調べてみてはいかがでしょうか?
そんなあなたにペットシッターサービスがあります。