より安全な、大型犬のお散歩代行を。
旅行や急な出張など、時間がうまく取れない時のお散歩代行。
その依頼に不安が残るのが、体格の大きな大型犬のお散歩です。
彼らのお散歩は、プロのシッターであるというだけでは不十分です。
ここでは、男性シッターの大型犬お散歩代行をおすすめする5つのポイントをご紹介します。
この記事が、皆様のお役に立てば幸いです。
シッターの得手・不得手を確認しよう
プロであれば、ペットシッター士や、動物を取り扱う専門資格を取得し、一通りの知識を身に着けているでしょう。
しかしポイントとなるのは、彼らの専門知識の対象と体格です。
猫のお世話が得意なペットシッターに大型犬の散歩代行を任せるのは、少し不安が残ります。
そして体力だけでなく実際に大型犬のお世話をしたことがあるか、その実務経験も必須です。
そのためペットシッターの専門分野と実経験について、依頼前に細かく確認することが重要です。
この時に一番良いのは、ホームページやパンフレットで明言していること。
『何でも大丈夫ですよ!』ではなく、『大型犬を得意としています!』と明言してあり、さらにその根拠を明示してくれているお店を選択しましょう。
さらに安全なお散歩のために
また、お散歩代行のご依頼時には、普段のお散歩内容を具体的にお伝えください。
「何時頃に」「どのコースを」「どのくらい時間かけているか」
この様に、できるだけ細かな情報をお伝えすることが望ましいでしょう。
愛犬も、知らない人にお世話される不安を抱きます。
いつもと同じ散歩コースを普段通りに歩く、これで愛犬のストレスもぐっと減ります。
これはペットホテルと違い、「いつもと同じ生活」を送れるペットシッターならではの利点です。
全ての体格の犬種に共通しますが、お散歩代行における大切なポイントです。
物理的な筋力を確保する
そのため扱いに慣れているだけでなく、体格と筋力に優れた男性シッターがおすすめです。
普段はリーダーウォーク(愛犬が横に付いて歩くこと)ができる犬でも、初対面のシッターとお散歩するとなると、精神的に不安定になり、思わぬ行動に出る可能性があります。
その際、ワンちゃんは普段より周囲の環境に対して敏感になります。
これは飛び出しだけではなく、通行人への飛びかかりや咬傷事故も当てはまります。
そのため、周囲への安全を確保するという意味でも、女性より体格が大きく力の強い男性がおすすめです。
ただし、女性の1人暮らしなどで男性のペットシッターが不安な方もいらっしゃるでしょう。
その場合は無理に男性ペットシッターに依頼せずに、女性のペットシッターをご検討ください。
女性でも大型犬の対応が可能な場合もあり、彼女たちは日々の鍛錬を怠らないでしょう。
(番外編)男性シッターをおすすめする老犬介護
それは、高齢犬や持病をもったワンちゃんのお世話や介護です。
まず、寝たきりが多いワンちゃんのお世話は、人間と同様に非常に労力がかかります。
大きな体を拭いたり、寝返りを打たせたり、動けない巨体を持ち上げる作業も多いでしょう。
この作業は、重いものを持ち上げられる男性のペットシッターにお任せしましょう。
また、高齢犬や持病をもったワンちゃんには急な体調変化もあり、お世話中に動物病院に連れて行かなくてはいけない場面も出てきます。
その時、できるだけ犬の体に負担をかけずに移動させるべきですが、その搬送にもかなりの体力が必要です。
この急な状況にも個人で対処できる、筋力のある男性プロシッターが有効でしょう。
引っ張り癖のあるわんちゃんにも最適
また小型・中型犬でも引っ張りクセがある場合は、リードを抑える筋力と経験値が必要です。
前述のように、飼い主様と離れて精神的に不安定な時、彼らは思わぬ行動に出ることがあります。
急な飛び出しや他の犬への飛びつきなど、予想外のアクションも珍しくありません。
この場合にも、リードをうまく筋力で制御できる男性のシッターが有効でしょう。
繰り返しになりますが、お散歩で大切なのは、愛犬が安心できる「日常」を維持すること。
そのためにも、愛犬の性質や体格・特徴にあった信頼できるペットシッターを選ぶことです。
そして普段のお散歩内容を詳しくお伝えになる、事前の打ち合わせが欠かせません。
さらに幼いからペットシッターに慣れさせると、より効果的です。
見慣れた顔に、彼らも安心してお散歩ができるでしょう。
~関連記事~