大型犬本来の姿を再現させてあげるには?
犬がストレスに感じることは個体差がありますが、大きく分けると
①運動不足
②飼い主の愛情不足
③環境に適さない
以上3点になります。もちろん病気の場合もストレスを感じますが、そちらは症状を確認し治療させることが先決です。
食事がまともにとれていないことや睡眠不足は論外でしょう。人間も含め、どんな生き物であってもストレスになります。
さて犬特有のストレスについてですが、問題は愛犬のストレスサインに気が付かないことです。
飼い主にとっては善かれと思ってしている行為が、実は愛犬のストレスを増大させている可能性もあります。まずは愛犬が大きなストレスを感じていないかどうか気づいてあげてください。
次はその解消方法です。原因がはっきりすると対応策も決まります。なぜ愛犬がストレスサインを出すのか見当がつかない場合は対応策も難しくなります。
あらゆる可能性を考えて試してみてください。
今回は愛犬のストレスとその解消方法について触れていきます。
犬が見せるストレスサイン
①自分の体をしきりに舐める(特に前足に多いです)
病気・アレルギーなどの可能性もありますので病院で診断はしてもらいましょう。病気や怪我などではない場合はストレスが原因となります。舐めすぎると毛が抜けて炎症が発生しますので、仮に癖であってもやめさせる努力が必要になります。
②尻尾を追いかける(テイルチェイジング)
子犬であれば遊びでやっているのでしょうが、成犬になってもやっているのであればストレスが原因の可能性大です。
③あくびが頻繁になった
思い通りにいかないというストレスをほぐすためにあくびが頻繁になっているケースがあります。同様に体をブルブル震わせる行為や、まばたたきをしきりにするのもストレスが原因かもしれません。
④凶暴になった
しつけの問題もありますし、ストレスが原因ともいえます。その両方が当てはまると考えたほうがよさそうです。
⑤下痢をする
こちらは単純に食事が合わないことや、病気になっていることも考えられます。その一方でストレスのために下痢になる犬もいます。見極めは大切です。
ストレスの原因を考えてみよう
①運動不足になっていないか
愛犬のストレス原因の一番手でしょう。
忙しくて散歩に連れてあげていけていないことが愛犬の強烈なストレスになっています。
小型犬と違い、大型犬の散歩は時間をかける必要もありますし、走らせて発散させる必要もあります。
仮に散歩に連れていっていても、1日1回20分程度であれば間違いなく運動不足でストレスがたまります。
特に自宅でもケージにいる時間が長く、フリーになる時間が短い場合は散歩への期待感は大きいものになりますので、雨で外に出られないだけでも愛犬はストレスを感じるでしょう。
②飼い主さんの愛情が伝わっているか
こちらも飼い主が忙しくてかまってあげられないことが原因といえます。
一緒にいても飼い主から話しかけてもらえない、遊んでもらえないことでも愛犬はストレスを感じます。コミュニケーションはとても大切です。
③適切な環境を作れているか
こちらが意外に飼い主の盲点だったりします。
自分は気にならなかったが実は愛犬にはストレスになっていたというケースがあるからです。
例えば赤ちゃんができて家族が増えた場合。愛犬への愛情をかける時間も希薄になるでしょう。愛犬にとっても新しい家族の出現に戸惑います。
他にも近所で工事が始まったという場合もあります。飼い主は仕事で日中は家におらず気が付かないかもしれません。愛犬にはストレスを増大させる雑音になっていたりします。
引っ越しなどで新しい環境になっても愛犬はストレスを感じます。あとは苦手な場所に行ったり、苦手な対象と一緒の時間を過ごすこともストレスになります。苦
手な場所の筆頭は病院でしょう。トリミングのお店が苦手な犬もいるかもしれません。他人との交流に慣れていない犬はお客さんが来ただけでストレスになります。
ストレスの解消法
①散歩に連れて行く
運動不足がストレスになっている場合は絶対に必要な対処法です。1日2回、できれば1時間ずつ散歩してあげることが大型犬のストレス発散につながります。
思いっきり走れるドッグランなどに連れていくこともいいでしょう。散歩はとにかく毎日行く習慣が大切です。
飼い主さんが散歩へ連れて行く時間がどうしても取れない時期は誰にでもあるものです。
そういった時は散歩代行をお願いしてみることをおすすめします。
特に都内にお住まいの方は、散歩を通じた運動不足の解消や、筋肉がしっかり付いてくることにより、今まで起きていたストレスによる問題行動が改善される事があります。
犬自身のストレスに耐える器を普段の散歩を通じて大きくすることは、一つの解決策になると思います。
②愛犬に接する時間を作ってあげる
四六時中一緒にいる必要はありませんが、1日の中でしっかり愛犬の名前を呼びながら話しかけてあげる時間は重要です。
愛犬が飼い主に必要とされていると感じることがストレスをためないポイントです。飼い主にハグされるのは実は愛犬にとってストレスになるという研究結果もあるようです。
ブラッシングしながら話しかけるくらいがちょうどいいのかもしれません。
③おもちゃを与える
新しい刺激は愛犬のストレスを解消してくれます。たくさんのおもちゃが発売されていますので、定期的に買い替えてあげると愛犬は喜びます。
新しいしつけを覚えさせるというのも愛犬の向上心を呼び覚まし、ストレス発散になるようです。
より安全に、愛犬の日々のお散歩を。
都会で暮らす人たちにとって、愛犬のストレスを解消させるため
日々悩んでしまう方も多いかと思います。
そして飼い主さんが一人で抱え込むときこそ、最もトラブルが起きやすいのです。
大型犬の健康管理・お散歩代行ご検討でしたら、ぜひお気軽にご連絡ください。
私たちは、あらゆる性格・気質を持った愛犬のお散歩代行が可能です。
きっと皆様のペットライフが、より充実したものになるでしょう。