【犬の多頭飼い】留守番時に起こりうる気をつけたいトラブル&回避術

愛犬の留守番時 もしもの時のために

こんにちは!
ペットシッターサービスエン宇井です。

愛犬はどこへ行くにも絶対に一緒に連れて行く!と犬を飼う前は固く心に決めていたとしても、いざ現実ともなればそうもいきません。
犬の多頭飼いはメリットもあればデメリットもある――。

多頭飼いについて調べてみると、だいたいがそのような論調でまとめられていますよね。でもよく考えたら、それって当たり前のとこではないでしょうか。

これはなにも犬の多頭飼いに限った話しではありません。

犬を1匹だけ飼うことも、ペットを飼わないことも、猫を多頭飼いすることも、熱帯魚を飼育することも、どんな事柄にもメリットとデメリットがあるのは当然です。

大切なのは、その両方をきちんと踏まえたうえで、デメリットの部分をいかにしてクリアにしていくか、ではないでしょうか。

犬の多頭飼いは飼い主の目が届かない留守番時に注意!

同じ方を見つめるチワワ2頭
犬の多頭飼いは、飼い主さんをリーダーとする一つの群れと同じです。

だからこそ、飼い主さんはただただ大好きな犬たちに囲まれて楽しく過ごすのではなく、多頭飼いという群れのリーダーとして正しく機能しなければいけないんです。

とは言え、本当に犬だけで構成されている群れとは違い、犬の多頭飼いにおけるリーダー――人間は、四六時中群れのメンバーである犬達とべったりしているわけにはいきません。

毎日の仕事であったり、なにがしかの用事であったりと、群れのメンバーに留守番をさせて外出しなければいけない事情は、日常として普通にありえることです。

となると、飼い主というリーダーが不在となる犬達だけで留守番をしている時間帯は、最もトラブルが起こりやすいと考えるべきではないでしょうか。

他の動物・体格の違う犬たちを留守番させるときに気をつけたいこと

一触即発の犬と猫
犬の多頭飼いは、あまりにも体格の違う犬を組み合わせてしまうとトラブルや事故のもとです。

大きな犬が小さな犬を追い掛け回してしまうこともあれば、大きな犬に悪気はなかったとしても、なにかの拍子に小さな犬にケガをさせてしまうことは珍しくありません。

本来であれば体格が同じぐらいの犬同士を組み合わせるのが一番ですが、すでに体格の違う犬の組み合わせで多頭飼いをしているお家は、そのようなトラブルが起きないような工夫をする必要があります。

留守番時は1匹1匹をケージに入れて出かけているのであれば、そのような心配をする必要はありません。

しかし、そうではない場合は体格の小さな犬が逃げ込める場所を設置しておく必要があります。

入り口を開けたままにしたケージを用意しておくと、そこに逃げ込んだ体格の小さな犬を大きな犬が無理矢理引きずり出す……ということはまずありません。

また、寝床をいくつか用意しておくことも、トラブルを回避するツールとして役に立つことがあります。

人気のある寝床には常に強い犬が入り、弱い犬は余ったところを使用するという形は、案外群れの平和を守ってくれるものなんです。

誤飲や誤食をさせないための部屋作り

パピヨンの兄弟
犬の多頭飼いでなんとしても避けたいことは、飼い主さんの目が届かない時間帯に起きてしまう事故です。

特に誤飲や誤食は命を落とす危険性のある最悪の事態。これは飼い主さんが在宅時にも起こりうることですが、不在時はすぐに適切な対処ができないため、その危険性は比べるべくもありません。

多頭飼いをしている犬を留守番させるスペースには、いっさい危険なものを置かないことが鉄則です。

特に犬たちが全員成犬になってしまうと、子犬のときほどはイタズラをしなくなることがほとんどのため、飼い主はつい油断してしまいがち。

うっかり片付けをしないで外出してしまったことが原因で、多くの誤飲・誤食事故が起きています。

犬たちが届いてしまう範囲には絶対に余計なものを置かないようにするのはもちろんのこと、電化製品のコードは犬の見えない場所に結束して隠したり、ゴミ箱は犬の入れない部屋に撤去するなどして、犬たちが触れないようにしておくことが大切です。

空調の管理はすべての犬のことを考える

お気に入りの場所にいる2頭
犬は人間より暑さに弱い生き物ですから、多頭飼いをしている犬たちを留守番させて出かけるときは、空調管理は絶対に欠かせません。

気温が上がりそうな日はエアコンを入れておき、一定以上の室温に上昇しないように設定しておかないと、すべての犬が熱中症で倒れてしまうという大変な事態に陥るかもしれません。

しかし、寒さに弱い犬がメンバーの中にいる場合は、その犬のことも考慮したうえで空調管理をする必要があります。

とは言え、寒がりの犬がいるからといって、室温を高めに設定することはおすすめできません。

人間にとってのエコな感覚で温度設定をしてしまうと、陽射しの入り方によっては設定温度より室温が上昇してしまい、熱中症の危険性があるからです。

そんなときは、気温が高くなる時期であっても寒がりの犬がもぐりこめるように毛布を用意しておいたり、エアコンの風が直接あたらない場所に寝床を設置するなどして、犬の体が冷えすぎない工夫をしておくと、犬たちを留守番させるときにも安心して外出することができます。

留守番時は目が届かないからこそ万全の対策を

穏やかに過ごす2頭の犬
群れが安全かつ快適に過ごせるようにするのはリーダーの役目。

だからこそ、犬の多頭飼いをしている飼い主さんは、留守番中の対策を万全にしておかなければいけないのではないでしょうか。