愛犬の預かり方ペットホテルにお願いする際チェックすべき10のポイント

若い女性と愛犬

大切な愛犬だからこそ、選択肢は慎重に

こんにちは!東京都23区対応ペットサービスエンの宇井 皓之です。
犬が自宅にいると、とても心安らぎますし、生活が豊かになります。

ただ、長期間自宅を留守にする場合などには、誰かに面倒をみてもらわないといけないので、犬をペットホテルに預けることがあります。

ペットホテルにもいろいろな業者があるので、どのようなホテルを利用するかが重要です。愛犬を安心して預けられるペットホテル業者は、どのようにして見分ければ良いのでしょうか?

今回は、大切な愛犬の預かりをペットホテルにお願いする際チェックすべき10のポイントについて解説します。

この記事が皆様のお役に立てれば幸いです。

1.ペットホテルは意外といろいろある

お気に入りの場所で寝る犬

犬を飼っている場合、旅行などの際にはペットホテルを利用するのが日本では一般的です。

しかし、一口でペットホテルといってもいろいろな業者があります。

フランチャイズ展開しているペットホテルもあれば個人経営もあります。グルーミングサロンがペットホテルを併設していている場合もありますし、動物病院がペットホテルサービスを実施していることもあります。
サービス内容や料金設定もいろいろです。

そこで、ペットホテルに犬を預ける場合には、安心して預けられる良いペットホテルを選ぶことが大切です。

2.動物取扱業の登録をしている

見つめるマルチーズ

愛犬の預かりするペットホテルを選ぶ場合、まずはそのペットホテル事業者が動物取扱業の登録をしているかどうか、チェックしましょう。

動物を扱う場合には、動物愛護管理法という法律にもとづいて、動物取扱管理者の登録をしなければなりません。

そして、動物取扱管理者は、動物を適切に取り扱うためにさまざまな義務を負います。

たとえば、水や餌の器具や遊具などを設置したり、1日1回以上清掃したりすることなどが義務づけられています。

そこで、動物取扱管理者の資格があるペットホテルに預けたら、最低限の安心は得られますし、逆にその登録がない業者は、ヤミの業者だということになります。

動物取扱管理者の登録があれば、その標識や名札(識別票)が掲示されているのですぐにわかります。

標識には、事業者の名称や所在地、登録番号、有効期間、種別、責任者の氏名が記載されているので、きちんとそれらの情報を確認してから契約しましょう。

3.事前に見学ができる

勉強する犬
愛犬の預かりをするペットホテルを選ぶ場合には、事前に見学ができる施設を選ぶべきです。

事前に施設内を見学できたら、その際に他の犬などがどのような扱いを受けているかがわかりますし、施設内が清潔かどうかなどもチェック出来ます。

ドッグランやフリースペースがあって昼間はケージから外に出してくれている施設もありますし、閉じ込めたままの施設もあります。

そこで、契約前には、必ず施設内を見学させてもらい、安心できると感じたときにのみ利用しましょう。ペットホテルによっては事前の見学を断ってくることがありますが、そのような施設は信用できないので利用すべきではありません。

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4.清潔にしている

プードル2頭

ペットホテルを利用する場合、施設内が清潔に保たれているかどうかがとても重要です。

ホテル内をきちんと清掃していることはもちろん、餌や水がきれいな状態になっているか、動物が悪臭を放っていないか、トイレはどのような状態になっているか、ケージ内や通路などにゴミや汚物が溜まっていないかなど隅々までチェックしましょう。

5.ワクチン接種が義務づけられている

予防接種する犬
ペットホテルを利用する際には、他の動物からの病気の感染を防ぐことが重要です。もともと健康な犬だったのに、ペットホテルで重大な感染症をうつされたら、そのまま死亡してしまうケースなどもあります。

そこで、ペットホテルに犬を預けるなら、必ずワクチン接種が義務づけられている施設を選びましょう。

そうすれば、他の動物も最低限ワクチン接種を受けていることになるので、一定の安心感は得られます。

ワクチン接種の確認方法については、口頭で告げるだけでなく、証明書の提示を要求する施設を選んだ方が安心度が高いです。

6.スタッフの対応とレベルをチェックする

隅々まで確認

愛犬の預かり方ペットホテルにお願いする際チェックすべき10のポイント


ペットホテルを選ぶ場合、スタッフの対応やレベルをチェックすることも重要です。

大切な犬を預ける場合、実際に犬の面倒を見てくれるのはスタッフです。

そこで、スタッフが動物に接するときにどのような対応をとるのか、動物の取扱に対してどのような考えを持って接しているかを見てみましょう。

具体的には、事前の打ち合わせの際に、犬の性格、癖や好み、現在までの病歴、食事方法や食事の内容、散歩の時間や回数、排泄方法など、預かる犬についての情報を詳しく確認してくる人を選びましょう。

犬をしっかりみてあげたいと考えるなら、当然犬の情報を事前に把握しておくことが必要です。質問もせず適当に預かろうとするスタッフは信用できません。

また、スタッフのレベルもチェックします。具体的には、ドッグトレーナーがいるペットホテルの方が望ましいです。

7.料金設定が明確なこと

料金設定を調べる
ペットホテルの利用の際には、料金設定が明確であることが必要です。
「1日〇円」などだけではなく、犬種や頭数による追加があったり、特別なケアが必要な場合の追加、延長した場合の追加、緊急時対応が合った場合の追加があったりして、さまざまな追加料金が課される可能性があります。

そのようなことを後から言われるとトラブルになることも多いので、事前に料金体系を明確に説明してもらい、どのようなケースでどれだけの料金がかかるのかをしっかり理解しておきましょう。

料金を明確に説明しないようなペットホテルは利用しない方が安心です。

8.スタッフの管理体制

上目づかいの犬

ペットホテルを利用する場合、スタッフの管理体制も重要です。

ペットホテルによって、夜間は誰もいなくなって監視カメラだけで管理するものもありますし、24時間体制でスタッフが常駐するものもあります。

スタッフが常駐するタイプの場合、夜間にペットにトラブルが起こってもすぐ対処してもらえるので安心ですが、それなりに費用もかかることが多いです。

ペットの安全を優先するなら、24時間体制でスタッフが管理してくれているペットホテルを利用する方が安心でしょう。

9.緊急時の対応方法

動物病院

ペットホテルを選ぶとき、緊急時の対応方法も重要です。ペットホテルの利用中に、ペットが急に体調を崩したり怪我をしたりすることがあります。

そのような場合、すぐにペットを動物病院に連れて行って処置をしてもらう必要があります。対応が遅れたためにペットが死亡してしまうケースもあります。

そこで、ペットホテルの緊急時への対応姿勢を確認しましょう。365日の対応が可能で、動物病院と連携していたり、動物病院を併設していたりする施設は安心できます。

10.犬同士の接触はトラブルがないように配慮しているか

犬をペットホテルに預ける場合、他の犬とのトラブル防止策が非常に重要です。昼間はゲージから出してくれる施設もありますが、その際には他の犬と接触して喧嘩が起こり、怪我をしたりさせたりするおそれがあります。

そのようなトラブルがないよう、スペースのとり方などに配慮ができている施設を選びましょう。

まとめ

遊んでいる犬

今回は、愛犬をペットホテルに預ける際の注意点を解説しました。

愛犬の預かりをするペットホテルを利用する場合には、事前にしっかりと調査をして、費用とサービス内容を比較しながら上手に施設を選びましょう。