【子犬が家に来たら】迎えるときに必ず守ってほしいお世話の注意点

子犬が家に来たら、将来に向けた環境作りを

新しく子犬を迎えるというのは、家庭のうれしい一大事です。子犬の迎え方や、初めの数か月の間の育て方は、犬の健康と家族と犬の良い関係のために非常に重要です。今回は、うまく子犬を育てていくため、子犬を迎える時にどうしたらいいのか、そのポイントを解説します。

最初の1~2週はとにかく家に慣れさせる

初めての環境に戸惑う犬

元気で好奇心いっぱいな子犬にも、新しい家に来て、新しい家族に囲まれるという環境の変化は、大きなストレスになります。特にお家に来て1~2週間は、環境の変化によるストレスから調子を崩す子犬は非常に多いです。

家に来て最初の1~2週間は、とにかくお家に慣れてもらうことに専念しましょう。トイレのしつけやワクチン接種などは、多少なりともストレスになりますので、無理せず家に慣れてからにしましょう。

また、特に小さなお子さんのいる家では、お子さんが子犬をかまいすぎることもストレスになります。遊ぶ時間を限定し、子犬が安心して休める時間を必ず作ってあげましょう。

家に慣れてきたら動物病院へ

ぐっすり眠る仔犬達
1週間を過ぎて来ると、家の環境に慣れ、体調が安定してきます。その頃を見計らって、一度動物病院へ連れていきましょう。動物病院へ連れていく目的は

  • 健康チェック:寄生虫や先天的な病気の有無・栄養状態などのチェック
  • 飼育相談:フードの種類/量/回数やトイレの環境など、飼い方の相談
  • 体のケアの相談:爪切りや耳掃除などのやり方やタイミングなどの相談
  • ワクチン接種やフィラリア予防:必要な時期は子犬の購入時に確認しておく

など非常にたくさんあります。

体調に不調がある場合を除き、ストレスがかかっても大丈夫なようにお家に来て1週間以上たってから動物病院へ行きましょう。

子犬は体調の変化がとても激しいため、もし下痢や食欲不振がある場合は、1週間を待たずに早めに動物病院で診てもらってくださいね。

在宅中でもペットシッターを利用される方に

社会化期を逃さない

柴犬の子犬

犬では、生後3、4カ月くらいまでが第一社会化期、5か月~1年くらいまでが第二社会化期と言われ、ヒトや他の犬などとの社会生活に重要な時期になります。

このうち、第一社会化期は、犬の性格形成やヒトや他の犬などとの関係など、今後の生活のために非常に重要な時期になります。

この時期には、社会化のために、色々な物事を、恐怖心を与えないように経験させてあげることが大切です。

色々な物事を経験させる

社会化のためには、他の人や犬(ワクチン接種済)などと早めに触れ合わせてあげてください。

また、それ以外にも、車やバイク、雷の音、キャリーケースの中など、などさまざまな物やシチュエーションも経験させてあげてください。この時期に見たことのない物や経験したことのないことを、大人に始めてみたり経験したりすると

恐怖心を与えない

色々な物事を経験させる際に重要なのが、恐怖心を与えないことです。

せっかくいろいろな経験をしても、恐怖心を与えてしまうと逆効果になってしまいます。例えば、小さいころに他の犬に会ってもその犬に威嚇されてしまえば、他の犬を怖がってしまうようになります。

できるだけ怖い思いをさせないようにし、少し怖がっている場合は無理させないで、恐怖心を極力植えつけないようゆっくり社会化させてあげることも大切です。

しつけや体のケアは「正の強化」で行う

室内を散歩する犬
犬には、トイレやコマンド(お座り・待てなど)、甘噛みや無駄吠え防止など、しつけることはたくさんあります。

また、爪切りや耳掃除、歯磨きなど、犬が健康に快適に生活できるための将来的に必要となるケアもいっぱいです。

これらのしつけやケアは、上に挙げた社会化期に行うことでスムーズにできるようになることが多いです。逆にこの時期を逃すと、うまくしつけやケアをすることが難しくなります。

正しい行動をしっかり褒めてあげる

そして、しつけやケアを行う上で大切なのが「正の強化」です。これは、「正しい行動」を取ると「ご褒美」がもらえるという意識付けをすることです。

正しい行動」は、トイレの成功や甘噛みをしない、爪切りや歯磨きを我慢できるなどです。「ご褒美」は、おやつだけでなく、思い切り褒めてもらえるとか、遊んでもらえるということです。

失敗しても怒らない

正の強化と反対のしつけやケアの方法が負の罰です。

これは、トイレの失敗や爪切りを嫌がって暴れるなど「間違った行動」をとった場合に、怒ったり叩いたりする「罰」を与えるというものです。

「負の罰」は、時に必要になることもありますが、家庭で行うのはうまく行かないばかりか、恐怖心によって臆病になったり、凶暴性を引き出してしまう可能性もあります。

しつけやケアは、「正の強化」を使い、うまく行かない場合や嫌がる場合は時間をおいて再度行うようにしてください。

成功体験をうまく褒めて伸ばしてあげることが、しつけやケアの成功への近道であり、家族と犬が良い関係築く秘訣です。

あると便利な子犬のしつけ・ケアグッズ

抱っこされて安心の犬
では、子犬を迎えた場合にあると便利な子犬のしつけ・ケアグッズをご紹介します。

爪切り
爪切りには、ペンチタイプトギロチンタイプがありますが、どちらがいいかは使う人によって違います。小さいうちから爪切りをする癖をつければ、トリミングや病院でなくても、お家で爪切りができるようになります。

フィンガ―ブラシ
指サックの形をした歯磨きグッズです。歯磨きも社会化期に行うことで、大人になっても嫌がらずにさせてくれることが多いです。歯ブラシでの歯磨きは難しくても、フィンガーブラシなら歯磨きをさせてくれる子が多いです。

コーム・ブラシ
毛球にならないようにブラッシングするためのグッズであり、特に長毛の子では重要です。

ブラッシングに使うものは、くし(コーム)・スリッカーブラシ・ラバーブラシ・ピンブラシ・スリッカーブラシなどがあります。愛犬の毛質に合ったものを選ぶようにしましょう。

コング
中にフードを入れることのできるおもちゃで、犬が自分で転がすと、中のフードが出てきて食べられるというアイテムです。

コングは、頭を使いながらフードを探すという犬の本能を刺激してくれる知育玩具です。留守の時間が多くても、退屈させずストレスを溜めないようにするには非常にいいグッズです。

まとめ

おもちゃと遊ぶ子犬
子犬の時期は、犬にとって体の成長だけでなく、心の成長にも大切です。

そのため、この時期の育て方は、その後の家族と愛犬の関係にも大きな影響を与えます。

正しい子犬の迎え方と育て方のために、この記事を参考にしてみてくださいね!