信用されるペットシッターは、包み隠さず情報開示がされているか?
こんにちは!東京都23区対応ペットサービスエンの宇井 皓之です。
犬や猫などのペットを飼っていると、家を留守にするときには自宅にペットシッターに来てペットの面倒を見てもらうと便利です。
ただ、ペットシッターに依頼すると、家族が誰もいない間に自宅に立ち入られることになるので、信用できるシッターに依頼しないと不安が大きいですよね。
ペットシッター業者もさまざまですので、信用出来るシッターを上手に選ぶことが重要です。
そこで今回は、きちんと秘密を守ってくれて、信用出来るペットシッターの選び方をご紹介します。
この記事が皆様のお役に立てれば幸いです。
1.動物取扱管理者の登録があるかどうかをチェックする
信用出来るペットシッターを選びたい場合、まずは、動物取扱管理者の登録があるかどうかをチェックすることが重要です。
環境庁は、動物愛護管理法にもとづいて、ペットシッターなどの動物を取り扱う営業を行う業者に対しては、業務上の安全と信用の証として動物取扱責任者の資格を取得した人をおいて、都道府県知事や市へ事前登録することを義務づけています。
動物取扱管理者は、動物の取扱いについてさまざまな義務を負います。
たとえば、施設の場合は動物のための水や給餌器具、遊具などの必要設備を配備することや1日1回以上の清掃の実施が義務づけられ、動物を適切な方法で管理することが必要ですし、広告表示の規制を受け、動物取扱責任者の配置も義務づけられています。
このとき配置が義務づけられる動物取扱責任者とは、常勤職員の中でも、業務を適正に行い信用を得るために必要な技術及び知識技術に関して一定の資格要件を満たした人のことです。
1 次に掲げるの3つの要件のいずれかに該当すること
営もうとする第一種動物取扱業の種別ごとに半年以上の実務経験があること。
営もうとする第一種動物取扱業の種別に係る知識及び技術について一年間以上教育する学校法人その他の教育機関を卒業していること。
公平性及び専門性を持った団体が行う客観的な試験によって、営もうとする第一種動物取扱業の種別に係る知識及び技術を習得していることの証明を得ていること。
引用元::引用 – 動物取扱責任者の要件
このように、信用のおける動物取扱管理者の登録がある業者には、法律上もいろいろな規制が及ぶので、最低限度の信用ができます。
ペットシッターの中には、動物取扱責任者をおかず、動物取扱管理者の登録もしないで、いわばヤミで業務を行っているものもあるので、そのような業者を信用しないよう注意が必要です。
動物取扱管理者の登録をしている場合、標識や名札(識別票)を掲示することが義務づけられています。
そこで、信用できるペットシッターを選ぶ場合、まずはその業者の動物取扱管理者の標識や登録証があるかどうかや、その内容をチェックしましょう。
具体的には、事業者の名称や所在地、登録番号、有効期間、種別、責任者の氏名が記載されているので、これらの情報を確認します。
2.料金体系が明確な業者を選ぶ
信用できるペットシッターを選びたいなら、料金体系が明確な業者を選ぶことが大切です。
ペットシッターの料金は、1時間1律3000円などの設定がなされており、ホームページにその情報だけが掲載されていることがあります。
ただ実際に依頼すると、これ以外に、ペットの種類や大きさなどによって料金設定が異なることも多いです。
初回登録費用がかかることもありますし、交通費の実費も必要です。
さらに、複数の動物を見てもらう場合には、1頭ごとに1000円の追加費用がかかったり、大型犬の場合には500円追加となったり、投薬が必要な場合には1000円追加されたりしてさまざまな「追加料金」がかかることも多いです。
このように追加料金が明確にならない業者に依頼すると、後に思わぬ高額な費用を請求されて、トラブルになることもありますので注意が必要です。
そこで、信用できるスタッフを選ぶ場合には、当初から料金体系が明確で、追加料金が発生する場合などもきちんと明らかにしてくれる業者を選びましょう。
当初に全体として費用がいくらくらいかかるのか、見積書を出してもらっても良いでしょう。
3.事前に打ち合わせをする業者を選ぶ
信用できるスタッフを選ぶには、必ず事前に面談によって打ち合わせをする業者を選びましょう。
スタッフには鍵を預けて自宅に立ち入ってもらうことになるので、事前に面談して実際に来てもらう人がどのような人であるかを事前に確認しておくことが非常に重要です。
また、具体的なペットの管理方法(ごはんのあげ方や散歩の方法、掃除、トイレの世話方法など)についても、事前にしっかり打ち合わせをして確認しておく必要があります。
しかし、実際には、事前の面談や打ち合わせもなしにいきなり自宅にやってこようとする業者もいます。
そのような信用のおけない業者に依頼してしまうと、適切にペットの面倒を見てもらうことができず、後にトラブルになるおそれが高まります。
スタッフを信用してペットを預ける場合には、必ず事前に自宅に来てもらって面談により打ち合わせをすることと、その際、必ず実際に自宅でのお世話のシミュレーションをしてくれる予定者に来てもらうことが重要です。
打ち合わせに来た担当者と実際にやってきた人物が異なってしまうと、事前にスタッフの人柄などを確認できないので、問題があります。
4.利用規約や契約書の内容をチェックする
信用できるのかを見極めるためには、その業者の利用規約や契約書の内容をしっかりチェックすることが大切です。
規約や契約書の内容が充実していてあらゆるリスクに備えてきっちり作成されている場合には、その業者を信用することができます。
反対に、規約や契約書があっても内容がおざなりであるとリスクが高くなりますし、契約書も規約もない、等という場合には問題が大きいので信用しない方が良いでしょう。
5.スタッフの人柄をチェックする
こちらも大切なことですが、シッターの人柄をチェックすることも重要です。
話をした場合の相性や雰囲気も重要ですが、香水の香りが強すぎないかとか、指輪などのアクセサリーをつけていて、動物を傷つけてしまうおそれがないかなどもしっかりチェックしましょう。
プロとしての仕事をする意思を感じられない場合には、その方は信用しない方が良いです。
また、スタッフの人柄をチェックするためにも、事前の打ち合わせには必ず本人に来てもらう必要があります。
6.打ち合わせの際にシッターとペットとの相性をチェックする
信用が出来るスタッフかを見極めるには、事前にお世話をするスタッフとペットにふれあってもらって、ペットとの相性を確認することも大切です。
信用できそうな人だと思っても、どうしてもペットとの相性が悪いことはあり、そうした人に依頼するとお互いが不幸になってしまいます。
事前の打ち合わせの際に、スタッフとペットの相性が良く仲良くやっていけそうなら、飼い主さんも安心することができます。
起こりがちなトラブルを未然に防ぐためのチェックポイントはこちら
まとめ
今回は、信用できるペットシッターの見分け方をご紹介しました。
まずは動物取扱管理者の登録があること、料金体系が明確なこと、シッターの人柄やペットとの相性などもチェックすると良いでしょう。
今回の記事を参考にして、飼い主様とスタッフとのコミュニケーションを取ってみてくださいね。