シッターとのトラブルを回避する、打ち合わせにおける3つの予防策

シッターとのトラブルを回避する、打ち合わせにおける3つの予防策

より安心なサービスを受ける、効果的な打ち合わせ。

よく耳にする、ペットシッターとお客様のトラブル。

これは「自宅に上がる」「サービスが見えづらい」など、シッティングの性質にも起因します。

そしてそのトラブルの大半は、効果的な事前の打ち合わせで予防できます。

ここではシッタートラブルを回避する、効果的な打ち合わせ方法についてご紹介します。

※2016年12月08日更新

この記事が、皆様のお役に立てれば幸いです。

打ち合わせ時の細かなすり合わせ

飼い主と手を合わせる犬

まず最も重要なのは、打ち合わせで決める「お世話の具体性」です。

通常、初回の打ち合わせ時には、飼い主様は普段のお世話内容をシッターの方にお伝えします。

そしてその内容をお客様カルテに書き込み、当日のシッティング内容に適用します。

これによりシッターは個別のお世話内容を元に、個々のペットにあったお世話を行います。

そしてこの「お世話の詳細な取り決め」こそ、時間をかけるべきポイントです。

時間がないことを理由にした簡易的な打ち合わせでは、当日慌てて飼い主様に確認を取るケースも見られます。

ペットの癖を把握していなかったり、用意している食事の場所が分からなかったり、起き得るトラブルは一つではありません。

普段の様子を詳細に伝えられるか、それをお客様カルテに残せるか、これら重要なポイントです。

打ち合わせ時には普段のお世話内容を事前に書き出し、紙でお渡しになる方法も良いでしょう。

初回の打ち合わせこそ、時間を十分にご用意いただける休日などが望ましいと考えます。

自宅におけるシッター範囲の設定

ソファに顔を預ける犬

次に自宅における、立ち入り範囲を明確に設定しましょう。

シッティングに付随してどの部屋に入るのか、お世話に必要な道具や食事はどこに設置されているのか、これらを決めることがトラブルを未然に防ぐポイントです。

最近では、触られたくない引き出しなどにシールを貼り、使用の痕跡が残るセキュリティシールを導入しているペットシッターも少なくありません。

また防犯カメラなどを設置し、指定場所のみでシッティングを行っていることを確認する方法もあります。

ただしこれらの防犯カメラの設置に関しては、シッターにも事前に許可をとりましょう。

多くのシッターは快諾すると思われますが、稀に「撮影されているなんて気分が悪い」と仰られる方もいます。

ただしこれは、ペットシッターの人柄を判断する要素としても使えるでしょう。

また、普段のお世話用品の置き場所やペットに与えるフードは、小分けで管理して目の届く場所に置いておくと良いでしょう。

シッターもお世話をしやすくなりますし、指定場所以外を探すことになるトラブルも避けられるでしょう。

シッティング開始と終了時の連絡

飼い主に忠実な犬

そして最後は、シッティングに関する開始と終了の連絡です。

シッターはシッティング当日にお客様の自宅に向かい、指定時間にペットのお世話を行います。

そしてシッティングの開始時には、飼い主様に対して開始の連絡を入れる必要があります。

それはお仕事におけるタイムカードの役割でもあり、大切なペットは元気ですよ!という飼い主様へのメッセージでもあります。

さらにシッターにとって、それは一つのスイッチでもあります。

これはお預かりしたペットを安全・丁寧にお世話をする意識を芽生えさせる、大切な要素です。

サービスの内容が見えづらいペットシッターだからこそ、これらの連絡は必須です。

さらに求めるならば、シッティング開始から最後まで、以下の報告方法も効果的です。

  • シッティング開始時には「ペットに会った時の写真送付」
  • シッティング中には「ペットに餌をあげている写真送付」
  • シッティング終了時には「自宅のカギを施錠している写真送付」

この様に、適宜シッティング中に飼い主様への報告を設定することで、より細やかな確認が可能になります。

これらも打ち合わせの時に設定し、初回のシッティングから適用させると良いでしょう。

ただし、これらを途中から設定する場合に別途料金が発生する恐れもあります。

継続して利用するペットシッターですから、基本となる内容を初回にご設定ください。

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常に相談できる、信頼のペットシッターを。

ペットシッターのレベルは、お店により大きな差があります。

そしてそれは、初回の打ち合わせの際に判断できます。

長くお付き合いするペットシッターですから、納得のいくまでお選びください。

もし愛犬・愛猫に関するお悩みがありましたら、ぜひご相談ください。

ご信頼を賜れるよう、懇切・丁寧に対応させていただきます。