ペットシッターに鍵を安心して預けるための7つのポイントとは?

鍵を預かる犬のイラスト
事前にペットシッターと鍵の取扱について約束してもらいましょう
こんにちは!
ペットシッターサービスエン宇井です。
ペットシッターを利用する場合には、シッターに自宅の鍵を渡してしまうことになります。

すると、他人であるシッターに鍵を渡して、家族が誰もいない家の中に立ち入られることになるので、心配だという方がほとんどでしょう。

ペットシッターと鍵のやり取りをする場合、具体的にどのようなことに注意すれば安心安全を確保出来るのでしょうか?

今回は、ペットシッターへの依頼時に心配な鍵のやり取り方法について、解説します。

この記事が皆様のお役に立てれば幸いです。

受け渡し方や保管方法について確認しましょう

しっかりチェック
まずはペットシッターと鍵の管理方法を書面で明確にしておくことが重要です。

たとえば、鍵をいつどこでどのような方法で預けるのか、預かった際は業者がどのように管理するのか、返還してもらう場合にはどのような方法になるのかなど、取扱いに関する書面作成をしておくべきです。

一般的な取扱い方法は契約書に定め、細かい内容は別途書面を発行してもらっても良いでしょう。

鍵を預ける場合には、その日時や場所まで指定されていることが望ましいです。返還についても、日時を定めるか、返還期限を明示してもらいましょう。

ペットの世話以外の目的で自宅には立ち入らないことも約束してもらい、契約書などの書面に明記してもらう必要があります。

管理方法が適切な業者を選ぶ

管理に注意
鍵を安心して預けるためには、管理方法が適切なペットシッターを選ぶことが大切です。

そこで、ペットシッターとの契約時に、その業者が預かった合鍵をどのような方法で管理するのかを確認しましょう。

たとえば、ペットシッター業者がどのように管理をするのかについてをチェックします。

鍵の管理をペットシッター個人で任せることが多いのですが、最低限鍵を管理する体制を整えているのか質問してみましょう。

さらに、ペットシッター業者が管理するのではなく、たとえばセキュリティ会社のシステム監視下で、施錠付の金庫内で厳重に管理してもらえるなどのシステムがあると、安心度がより高くなります。

業者が鍵を預かる場合、金庫によって管理する場合が多いですが、ペットシッター業者の中のどのような立場の人が、金庫を開けることができる権限があるのかも聞いておきましょう。

一定以上の役職以上の人しか金庫を開けることができない制度になっている業者の方が安心です。

鍵の所有者の許可なく複製を禁じていることも当然必要ですし、万が一の紛失や盗難被害に遭った場合などに備えて、鍵に個人情報を書き込まないことも必要ですね。

たとえば、実際に取り扱うシッターやスタッフは、合鍵の複製ができないとされていること、合鍵自身に持ち主を特定できる情報を記載したり、そのような情報が記載された書類と一緒に鍵を持ち歩いたりすることを禁じるなどの対策をとっていることが望ましいですね。

基本は手渡しでやりとりする

直接手渡しする

鍵を預けたり返還を受けたりする場合には、基本的には手渡しにする方が安心です。

ただ、お客様が希望する場合には郵送による方法を利用できるようにしてもかまいません。

郵送を利用する場合でも、書留郵便など、確実で補償が受けられる方法を利用しましょう。

鍵を預けたら預かり証を発行してもらう

猫も見ています
鍵を預けたら、必ず預かり証を発行してもらう必要があります。
このことによって、相手が鍵を所持していることが明らかになり、万が一鍵の紛失があった場合などにも損害賠償請求をしやすくなります。

鍵などの重要なものを預かるにもかかわらず、預かり証を発効しない業者は信用することはできないので、契約してはいけません。

預かり証は、基本的に鍵を預けると同時に発行してもらう必要があります。

鍵を預けた後、後日になって預かり証の発行を受けることも、なるべく避けた方が良いでしょう。

時間外の入室を禁じる

時間を守ります
スタッフに鍵を預けて自宅内への立ち入りを許す場合、時間外の入室を禁じることが大切です。

さらに、実際に世話をしたもらう際にも、シッターが入室してもよい部屋を限定して、それ以外の部屋や場所には立ち入らないことを約束してもらい、

ペットの世話と無関係なものを触ったり、移動させたりしないこともきちんと書面で約束してもらいましょう。

どうしても入ってほしくない部屋がある場合、セキュリティシールを使うと便利です。

これは、貼った後に一度でもはがすと、テープの色が白くなったりするのでシッターが勝手に入るとすぐにわかります。

そこで、これを入ってほしくない部屋にこれを貼っておくと、勝手に入られていないかどうかが確認できます。

業者によっては無料でセキュリティシールを利用できるものもあります。

スマホ鍵というものもあります

スマホで便利
スタッフに合鍵を渡すことがどうしても不安な場合には、スマホ鍵を利用する方法があります。

スマホ鍵とは、スマホによる遠隔管理で、所有者がドアの開閉を指定できるシステムのことです。

自宅に入るスタッフが来る時間だけスタッフのスマホに権限を送信したら、スタッフはその権限を使って自宅に立ち入ることができます。

その他の時間は権限がないので、一切自宅に立ち入ることはできません。

この方法なら、実際に合鍵を渡さなくても良いので安心ですし、シッティング業者と関係のない時間に勝手に自宅に入られるおそれもなくなります。

紛失した場合の責任を明確にする

事前に確認を
最後に、シッターが鍵を紛失した場合の責任も明確にしておく必要があります。

万一紛失があった場合には、速やかに利用者に通知すべきことを定めて、鍵の交換費用などを業者が全面的に負担する内容の契約になっていることが大切です。

また、鍵がなくなった場合、どのような状況でどうしてなくなったのかについてシッターが調査することと、その結果を利用者に説明することも重要です。

このような義務が定められているシッターを選びましょう。

さらに鍵の盗難や紛失時にそなえて損害保険に加入しているペットシッターと契約をする方が安心です。

ペットを預かる法律のハナシ

散歩する犬達
ペットをペットシッターに預ける契約は、法律上どのような契約になるのでしょうか?

ペットを他人に預ける契約のことを「寄託契約(きたくけいやく)」と言います。

寄託契約とは、当事者の一方が相手の所有する物を預かることを約束して、その物を受け取ることによって成立する契約です(民法657条)。

残念ながら日本ではペットを扱う際、民法上では『物』にあたります。

寄託契約は、ペットを引き渡すことによって成立する「要物契約」なので、合意ができただけではまだ契約は発効していません。実際にペットを引き渡すことで契約が成立します。

寄託契約には、無償寄託契約と有償寄託契約があります。無償寄託とは、報酬なしに物を預ける寄託契約のことであり、有償寄託とは、物を預けることに対して報酬を渡す契約です。

ペットシッターにペットを預ける場合、利用料金を支払うので有償寄託契約になります。

ペットシッターにペットを預けるときは法律上どうなる?

抱っこされる柴犬
ペットシッターにペットを預けるとき、ペットシッターには法律上どのような管理責任が発生するのでしょうか?
ペットシッターとの契約は有償寄託契約になるので、ペットシッターの管理責任の内容は有償寄託の場合に受託者(物を預かる人)が負うものとなります。

有償寄託の場合の受託者の管理責任は、「善良なる管理者の責任」です(民法400条)。

この責任のことを、善管注意義務(ぜんかんちゅういぎむ)と言います。

善管注意義務とは、管理者の職業や社会的・経済的地位などにおいて、通常要求される程度の注意義務のことです。管理者の個別の資質や能力とは関係なく「一般的」なものであることがポイントです。

わかりやすく言うと、物を預かっている人が、その立場上一般的に通常期待されて当然な注意をしなかったために発生したトラブルについて、責任が発生すると言うことです。

例えば、ペットシッターが飼養期間中にペットに餌を与えなかったため、ペットが弱って病気にかかった場合や、シッターが持病のあるペットを預かっていて飼い主から投薬の指示を受けていたのに、投薬を忘れてペットが死亡してしまった場合などには、シッター側に責任があります。

このような場合、発生した結果についてペットシッターが責任を負うので、預けた利用者はペットシッター(業者)に対して損害賠償責任を追求することができます。

飼い主さんはいつでも返還請求ができる

上目遣いする犬
そこで、ペットシッターにペットを預けた場合には、預ける期間を定めた場合であっても、飼い主が途中でペットを返してもらいたいと思ったときには、いつでも返還請求(キャンセル)ができます。

ただ、契約中にペットの返還を求めた場合の返金などの取扱については、契約書に定めがあることもあり、全額の返金を受けられるとは限らないので、注意が必要です。

逆に、受寄者であるペットシッター側からは、契約期間中はペットの返還をすることができません。

ただ、やむを得ない事情がある場合には、シッターの側からも返還をすることが認められます(民法663条2項)。

ペットがシッターに損害を与えた場合

驚く犬
シッティングの最中に、ペットがシッターに噛みつくなどして、損害を与えることがあります。

このように、預けた物が原因で預かった人を傷つけた場合、その損害について飼い主さんに故意や過失がある場合には飼い主さんに責任が発生します(民法661条)。

たとえば、ペットシッターに預ける犬が誰にでも噛みつきやすいことを知っているのに、これを告げずに犬がシッターに噛みついて怪我をさせてしまった場合などには、飼い主に責任が及んでしまうおそれがあるので、注意しましょう。

ペットに注意すべき特殊な事情があるケースなどでは、必ず事前にペットシッター業者に内容を告げて、注意を促しておくことが必要です。

まとめ

これで安心
今回は、スタッフに安心して合鍵を預ける方法について解説しました。

合鍵を預ける場合には、鍵の預け方、管理方法、返還方法について書面化してもらい、適切に管理してもらえる業者を選びましょう。

今回の記事を参考にして、安心してペットシッターを利用してくださいね。


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